モード系ファッションとは?【着こなし方・オススメコーデ紹介】
おしゃれ上級者の風格漂うモード系ファッションに憧れますが、難易度が高くなかなか手を出しにくいものです。
個性的なファッションなので、着るだけで確実に周りと差がつきます。
そもそも、モード系ファッションがどういったスタイルなのかよくわからない方も多いのではないでしょうか?
今回は、初心者の方でも挑戦できるモード系ファッションの特徴やおすすめのコーデをご紹介します。
着こなし方についても触れていますので、モード系ファッションを取り入れる際に、ぜひ参考にしてみてください。
目次
モード系ファッションとは?【今更聞けない!】
モードは、「mode(モード)」という「流行」や「ファッション」などの意味をもつフランス語が語源となっています。
スイーツの「プリン・ア・ラ・モード」でお馴染みの「à la mode(ア・ラ・モード)」という言葉も「現代風の」や「流行の」などを意味するフランス語が由来です。
ファッションやヘアスタイルなどにおいて、最新のものを指すために使われます。
モード系の反対の意味を持つファッションスタイルは、基本に忠実で、時代に流されないようなトラッド系やコンサバ系、ベーシック系のファッションといえるでしょう。
しかし、単に流行アイテムを取り入れただけでは、モード系ファッションとは言えません。
その年のコレクション(ファッションショー)などで取り上げられたハイブランドアイテムでまとめたファッションを指すこともあります。
また、日本では、流行アイテムやハイブランドアイテムの有無に関わらず、「黒を基調とした無機質でモノトーンなファッション」をモード系ファッションと呼ぶことが多い傾向があります。
モード系ファッションの実情は、曖昧で明確な定義がなく、上記のように様々な意味合いで「モード系」という言葉が使われることがあります。
ただ、モード系ファッションに一貫して言えることは、相手に好印象を与えたり、モテるためというよりも、非凡な個性やおしゃれを追求し、それらを楽しむスタイルだということです。
日本の「モード系」は「黒の衝撃」から始まった
日本人の多くがイメージする「モード系」の起源は、1981年のパリコレクションまで遡ります。
後に、1980年代を代表する日本人デザイナーと言われる「ブランド名:Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)」の山本耀司氏と「ブランド名:COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)」の川久保玲氏が、このパリコレで同時にデビューしました。
当時の流行ファッションは、体を美しく見せるために、ボディラインに沿ったデザインのファッションが当たり前の時代でした。
しかし、「Yohji Yamamoto」と「COMME des GARÇONS」のブランドが発表した作品は、その真逆で、ボディラインがわからないくらい体を覆い隠した真っ黒な服だったのです。
当時、「黒」という色は、「反抗」「反逆」などを意味し、「不吉」「不謹慎」な色としてファッション業界では、暗黙のタブーとされていました。
この2つのブランドが発表した「黒を前面に打ち出したファッション」は、当時のフランスや世界のファッション業界にとってあまりに衝撃的だったのです。
結果として、黒を全面に打ち出したこのファッションは、世界的に流行することとなります。
それまで当たり前とされてきたファッションの概念を粉々に打ち砕いた出来事となったので、「黒の衝撃」や「東からの衝撃」と呼ばれるようになりました。
その後、日本国内では、「黒の衝撃」に影響を受けた若者達の間で、全身黒にまとめたファッションが大流行したのです。
このようなファッションをする若者は、「カラス族」と呼ばれました。
「カラス族」の黒を基調としたモノトーンのイメージと「モード」という言葉が持つ「最先端」「流行」といった本来の意味が結び付くきっかけとなったとされています。
こうして、現代の日本人の間では、「モード系」と言えば、「黒を基調としたモノトーンなファッション」というイメージが定着したのです。
ちなみに、欧米(英語圏)では「mode(モード)」という言葉に「流行」という意味はありますが、ファッション用語としては使われていないようです。
洗練された最新の流行アイテムを取り入れたファッションは、「runway fashion(ランウェイ ファッション)=ファッションショーなどに出たファッション」や「high fashion(ハイ ファッション)=最新ファッション」などと言います。
欧米では、単に全身モノトーンでコーデされた様なファッションは「モード系」とは言わないので、注意しましょう。
代表雑誌
■ VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン)
VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン)は、コンデナスト・ジャパンが発行している20代~40代をターゲットにした女性ファッション雑誌。
世界の最新ファッションやコレクションをはじめ、ファッションモデルやビューティ、ジュエリーなど、様々なニュースやトレンド、新作情報をご紹介。
海外セレブやモデルのスナップ写真も掲載。気になるセレブの愛用品をチェック。
■ ELLE JAPON(エルジャポン)
ELLE JAPON(エルジャポン)は、ハースト婦人画報社が発行している20代~40代をターゲットにした女性ファッション雑誌。
世界のファッショントレンドをお届け!フランスのモード雑誌「ELLE」の日本版。
■ GINZA(ギンザ)
GINZA(ギンザ)は、マガジンハウスが発行している20代~30代をターゲットにした女性ファッション雑誌。
おしゃれで生活センスのよい都会的な女性のためのファッションライフスタイル誌。
モード系ファッションの特徴・魅力
モード系ファッションには、他のファッションスタイルにはない特徴がたっぷりあります。
モード系ファッションの特徴を抑えたいという方や魅力を知りたいという方のためにまとめてみました。
■ モ-ド系ファッションの特徴・魅力
最新の流行アイテムを取り入れている
しかし、流行のファッションだからと言って、必ずしもモード系ファッションというわけではありません。
流行アイテムがいくらハイセンスだとしても、全体のバランスが野暮ったくなると意味がありません。
普通に着こなすのではなく、常にトレンド感やデザインのディテールを意識したメリハリのあるコーデ選びが重要になります。
毎年行われる世界的なコレクション(ファッションショー)などで紹介された作品を参考にして、これから流行ると思われる、または流行っているデザインのアイテムを一つでもコーデの中に取り入れましょう。
実際、流行りのデザインはアパレルショップ店頭のマネキンが着ていることが多いので、要チェックです。
また、その時々のトレンドアイテムを使うことが多いモード系ファッションは、突き詰めていくと最新のトレンドが分かるようになっていきます。
常にアンテナを張り巡らせるクセが身につき、流行に敏感でトレンド情報を一足先に取り入れるようになれるはずです。
ミラノ、パリ、ニューヨーク、ロンドンで開催される世界4大ファッションショーやハイブランドアイテムのチェックは欠かさないようにしましょう。
ハイブランドアイテムを取り入れている
ハイブランドなアイテムをミックスすることで、見た目が格上げされ、よりモードな雰囲気を強調させることができます。
トップスやボトムスなどわかりやすいメインアイテムから取り入れてみると良いでしょう。
ただし、ハイブランドアイテムでコーデがまとまっているからと言って、必ずしもモード系ファッションになるということではないので、注意しましょう。
高額なハイブランドアイテムを買わなくても、すでにあるアイテムを工夫して着こなすことで、モード系を実現することは可能です。
あくまでも、ハイブランド要素もモード系ファッションにはあるという程度に覚えておきましょう。
個性的なデザインやシルエットを取り入れている
いわゆる「無難」とは対照的なモード系ファッションは、個性的なアイテムを使うことがマストです。
誰でも着こなせるわけではない、オリジナリティ溢れるアイテムを使うことで、自分らしさを表現できます。
アシンメトリーな変形デザインやユニークで個性的なシルエットなど、パッと目を引くような印象がモード感を引き立ててくれます。
しかし、奇抜なデザインの中にも洗練されたスタイリッシュさが無ければモード系とは言えないので、注意が必要です。
黒を基調としたモノトーンでまとめている
モード系ファッションを象徴するカラーは、モノトーンです。
日本では、全身を黒でまとめたり、黒を基調としたモノトーンカラーで統一され、シックな雰囲気にまとめられたファッションをモード系ファッションと呼ぶのが一般的です。
場合によっては、柄物や他のカラーを取り入れたコーデや無機質でシンプルなコーデを指すこともありますが、あまり一般的ではありません。
モード系ファッションにチャレンジする場合は、まず、全身を黒でまとめてみたり、黒と白のモノトーンで統一したコーデから始めてみましょう。
10代は奇抜さ重視!存在感のあるモードコーデ
10代女子は、普通のアイテムにはない奇抜なデザインをどんどん取り入れたモードコーデがおすすめです。
また、モノトーンだけでなく、柄物や色物を使って奇抜さをプラスしてもOK!
全身をシックにまとめ過ぎず、ある程度アクセントをつけることで、10代らしいやんちゃさと若さが引き立ちます。
ここから、10代女子におすすめしたいモードコーデを季節別にご紹介します。
■ 10代におすすめのモードコーデ【季節別】
- 【春編】「ショート丈ジャケット×シアースカート」でかっこよさを演出【10代】
- 【夏編】「変形Tシャツ×ショートパンツ」でシンプルに♡【10代】
- 【秋編】「長袖デザインシャツ×フレアロングスカート」でモノトーンに【10代】
- 【冬編】「ドローストリングコート×ハイネックラインニット×プリーツスカート」でモード&ガーリーに【10代】
【春編】「ショート丈ジャケット×シアースカート」でかっこよさを演出【10代】
キャミソールにジャケットをサラリと羽織れば、上半身はスタイリッシュなモードコーデに仕上がります。10代女子は、若さをアピールするためにデザイン性のあるシアースカートでまとめると◎
全体的にブラック系カラーがマストになります。
足元は、厚底のブーツやサンダルがおすすめです。
人とは違う変形デザインを多用し、足元からモード系ファッションを演出してみてください。
【夏編】「変形Tシャツ×ショートパンツ」でシンプルに♡【10代】
あまり着込みたくない夏のファッションは、変形Tシャツでシュートワンピース風に着こなすのがポイントです。トップスにブラック系カラーをベース持ってくるだけで完成します。
ボトムスは、10代らしくショートパンツやミニスカートで足を肌見せしましょう。
ここ数年、あえて夏でもブーツを取り入れるファッションがじわじわ人気を集めているので、ショートブーツでメンズライクさを加えるのもおすすめです。
【秋編】「長袖デザインシャツ×フレアロングスカート」でモノトーンに【10代】
ゆるっとしたビッグシルエットの長袖シャツは、一風変わったデザインが加わっているとモード感のある着こなしに。
なるべくパリッとしたシャツを合わせることで、スタイリッシュさが引き立ちます。
トップスはホワイト系カラーにして、ボトムスのスカートはブラック系カラーで、モノトーンにまとめましょう。
秋らしく、足元にブーツやオックスフォードを取り入れると、かっこよさが増します。
【冬編】「ドローストリングコート×ハイネックラインニット×プリーツスカート」でモード&ガーリーに【10代】
リボンやレースが付いたデザインもブラック系のカラーでまとめると洗練された印象を与えてくれます。
トレンド感のあるビッグカラーやボウタイリボンがあしらわれたドローストリングコートなら、真冬のコーデも一気にあか抜けてGOOD!
ただし、あまりふわふわした可愛い装飾をしすぎるとゴスロリ系にシフトしてしまいます。
可愛らしさを崩さない程度にモード感のあるトレンドファッションを意識しましょう。
20代はとことんトレンドを取り入れて!最先端のモードコーデ
20代女性は、トレンド感をどんどん取り入れて最先端のモード系ファッションを楽しみましょう。
10代よりは肌の露出を抑えめにコーデを組むと◎
ここから、20代女性におすすめのモード系コーデを季節別にチェックしていきましょう。
■ 20代におすすめのモードコーデ【季節別】
- 【春編】「ビッグカラーシャツ×タイトスカート」で最新大人コーデを【20代】
- 【夏編】「テーラーカラーベスト×シャツワンピース」でスタイリッシュに【20代】
- 【秋編】「テーラードジャケット×ニット×シアースカート」でオールブラックコーデに【20代】
- 【冬編】「スタンドカラーコート×切り替えワンピース」でかっこよさを強調【20代】
【春編】「ビッグカラーシャツ×タイトスカート」で最新大人コーデを【20代】
旬のトレンドアイテムといえば、やっぱり大きな襟が可愛らしいビッグカラーシャツです。
20代女性なら、あえてクールなレザー調のタイトスカートと合わせて、甘辛ミックスさせるのがポイントになります。
大人のモード系ファッションは、あまりカラー物を使わずモノトーンで揃えるのが正解。
バッグや靴もブラック系で統一すると、トレンドのビッグカラーシャツが引き立って、まとまりのある着こなしになります。
【夏編】「テーラーカラーベスト×シャツワンピース」でスタイリッシュに【20代】
身軽なアイテムでまとめたい夏は、印象的なシルエットや変形デザインのアイテムがモードコーデにはマストです。
テーラーカラーベストとシャツワンピースでモノトーンにまとめれば、無理に重ね着しなくてもおしゃれさが溢れます。
どちらもゆるっとしたシルエットの場合は、ベストやベルトでウエストマークしてメリハリを付けても◎
足元は、夏らしくサンダルでもOKですが、厚底や光沢感のある素材などディティールにモード感をプラスするとさらにスタイリッシュにまとまります。
【秋編】「テーラードジャケット×ニット×シアースカート」でオールブラックコーデに【20代】
大人っぽくシックな印象を引き立つオールブラックコーデにチャレンジしてみませんか?
オールブラックコーデなら、ハイゲージニットにジャケットを羽織るだけでスタイリッシュに着こなせ、モード感がアップします。
ジャケットは、同系色の異素材がドッキングされた切り替えテーラードジャケットがおすすめです。
ボトムスには、デザイン性の高いシアースカートを合わせ、異素材感をさらにミックスさせるとブラック系カラーで統一しても重たくなりません。
また、足元はメンズライクなゴツめのブーツやオックスフォードが◎
シアースカートがレディライクなので、他のアイテムをマニッシュにまとめて、バランスを取りましょう。
ベレー帽やメガネなど、小物もブラック系のカラーたっぷりと使えば、さらにおしゃれ度がワンランク上がりそうです。
【冬編】「スタンドカラーコート×切り替えワンピース」でかっこよさを強調【20代】
特に重ね着やアウターを着込むことが多い冬は、全身をブラックで包むよりもメリハリをつけることで、モード感を漂わせることができます。
ロング丈のスタンドカラーコートとデザイン性のある切り替えワンピースを組み合わせて、個性の強いコーデに仕上げましょう。
着こなし方としては、コートのボタンをあけてスカート部分を出し、切り替えデザインを強調させるのがポイントです。
30代はハイブランドアイテムをオン!高見えモードコーデ
30代でもまだまだ着たいモード系ファッション。
落ち着いた大人女性へと近づくお年頃なので、思い切ってハイブランドのアイテムを投入したり、高見えする素材を使ったりするのがベターです。
では、どのようなモード系コーデが30代女性にお似合いか、季節別にみていきましょう。
■ 30代におすすめのモードコーデ【季節別】
- 【春編】「切り替えブラウス×シアースカート」でタイトに魅せる【30代】
- 【夏編】「Tシャツワンピース」でカジュアルに【30代】
- 【秋編】「ハイネックラインニット×切り替えスカート」で高見えコーデ【30代】
- 【冬編】「チェスターコート×タイトワンピース」でレディライクに【30代】
【春編】「切り替えブラウス×シアースカート」でタイトに魅せる【30代】
30代女性なら、タイトなブラウスを着てるだけで、大人女性らしい上品さをアピールできます。
シアースカートやプリーツスカートと組み合わせてシンプルなモードコーデを作ってみましょう。
シンプルながらも、あえて、小物はハイブランドを取り入れるのがモード系ファッションのポイントです。
コーデがシンプルな分、ハイブランドの靴やバッグを組み合わせることで、高級感がグッと溢れ高見えが叶います。
春だからこそ、あまり甘さを取り入れずに仕上げて、周りと差を付けてみてください。
【夏編】「Tシャツワンピース」でカジュアルに【30代】
あまりレイヤードできない夏は、主役級のワンピースを積極的に取り入れるのが正解。
着るだけでモード感の出る幾何学模様のデザインやアシンメトリーなシルエットなどがおすすめです。
膝丈程度の長さなら、あまり露出度が高くならず、しっかりと抜け感を作ってくれるため、涼しげに魅せたい夏ファッションにぴったりです。
足元は、サンダルでさらに涼しさを加えるとGOOD!
【秋編】「ハイネックラインニット×切り替えスカート」で高見えコーデ【30代】
ブラック系カラーのハイネックニットは、着るだけでモードな印象に。
スカートに切り替えデザインがあると大人の遊び心が添えられます。
また、女性らしくトレンド感は忘れないハイファッションなアイテムが大人のモードコーデには欠かせません。
小物のバッグやアクセサリーはハイブランドをチョイスすると良いでしょう。
【冬編】「チェスターコート×タイトワンピース」でレディライクに【30代】
シンプルなチェスターコートは、30代の冬コーデに一着は持っておきたい必須のアウターです。
もちろんモード系ファッションとも好相性で、ブラックやモノトーンでまとめるとスタイリッシュな印象を引き立ててくれます。
モードコーデでもレディライクに魅せたいという方は、タイトなワンピースをコートの開きから覗かせるのがポイント。
オックスフォードやブーツを組み合わせるとモードらしさがアップして、こなれた印象を与えます。
40代以降はなるべくシンプルに!洗練されたモードコーデ
40代以降のモード系ファッションは、着飾りすぎないようにシンプルにまとめることを意識しましょう。
そうすることで、洗練された印象を演出できます。
40代以降の女性におすすめコーデをピックアップしたので、季節別に見ていきましょう。
■ 40代以降におすすめのモードコーデ【季節別】
- 【春編】「長袖シャツ×フレアスカート」でとことんシックに【40代~】
- 【夏編】「Tシャツ×テーパードパンツ」でラフにまとめる【40代~】
- 【秋編】「切り替えワンピース」で程よい抜け感を【40代~】
- 【冬編】「キルティングコート×フレアワンピース」でこなれ感を【40代~】
【春編】「長袖シャツ×フレアスカート」でとことんシックに【40代~】
春は、着飾らない洗練されたシックなコーデがおすすめです。
タイトめな長袖シャツやボリュームのあるフレアスカートはブラック系カラーをチョイスすることで甘くなりすぎません。
肌の露出を極限まで抑えると、40代以降の女性にしか出せない大人のモード感が引き立ちます。
足元にメンズライクなデザインのブーツをプラスすれば、スタイリッシュさがプラスされます。
【夏編】「Tシャツ×テーパードパンツ」でラフにまとめる【40代~】
ブラック系カラーでも涼しさをアピールできるTシャツやモノトーンなチェック柄のテーパードパンツを合わせることで、ラフなモード感を演出可能です。
カジュアルなモードを演出するなら アクセサリーやバッグで外すのがおすすめです。
無理のないモノトーンのバランスが、夏でもブラック系カラーを華やかに導いてくれます。
【秋編】「切り替えワンピース」で程よい抜け感を【40代~】
40代以降の女性は、ボディラインを拾わないゆったりシルエットの切り替えワンピースで秋を乗り切りましょう。
モノトーンな切り替えワンピースならモード感を出しつつ、体型をカバーすることができます。
小物に帽子を加えて抜け感を作るのが旬の着こなしポイントです。
40代以降の女性なら、コンパクトなフラットパンプスやショートブーツを加えてコーデを高見えさせると上品さが漂います。
【冬編】「キルティングコート×フレアワンピース」でこなれ感を【40代~】
40代以降の女性なら一着は持っている人も多い、シンプルなキルティングコート。
ストンと落ちる縦長のシルエットは、モード系ファッションと組み合わせやすく、スタイリッシュに着こなすことができます。
ロング丈のキルティングコートとフレアロングワンピースでレイヤードすれば、こなれたモード感はすぐに完成します。
帽子や靴もブラック系カラーでまとめるのを忘れないようにしましょう。
ただし、オールブラックコーデには、シルバー系カラーの大きめアクセサリーが良く似合うので、ポイントとして取り入れても素敵です。
モード系ファッションと相性抜群!おすすめのメイクや小物を紹介
モード系ファッションをより格上げするメイクや小物があることをご存知でしょうか?
相性のいいメイクやヘアスタイル、小物などを知っておかないと、せっかくのコーデが台無しになってしまうこともあるので注意が必要です。
モード系ファッションと相性の良いメイクや小物についてご紹介します。
■ モード系ファッションと相性の良いメイクや小物
- メイクは媚びないモードメイクが◎
- ヘアスタイルはショートもロングもコンパクトに
- バッグはレザー調で高級感をプラス
- 目元はサングラスで顔まわりをクールにまとめる
- 足元はブラック系カラーのシューズなら大体なんでもOK
メイクは媚びないモードメイクが◎
モード系ファッションには、メイクもトレンド感をたっぷり盛り込むことが大切です。
モードメイクもファッション同様、モデルや海外セレブの様に最先端で流行を抑えた、クールな女性を演出するメイクとなります。
男性ウケを狙った可愛いモテメイクというよりは、媚びないカッコイイ自分を演出するメイクといえるでしょう。
特に、アイメイクやリップには、大胆なカラー物を取り入れて旬のあか抜け顔を作ると◎
アイシャドウは、囲み目メイクでクールな印象の目元にしましょう。
ガールクラッシュなキャットアイや濃いめシャドウもかなり好相性なので、モード系ファッションの日は、アイメイクに力を入れるのがマストです。
全体的なベースメイクは、落ち着いた色味のマットな肌感に仕上げましょう。
鼻が高く見えるようなノーズシャドウや、輪郭がシャープに見えるチークがマッチします。
リップは、少し厚めに見えるように濃いめバーガンディー系やブラウン系、真紅系などのカラーがお似合いです。
ヘアスタイルはショートもロングもコンパクトに
ゆるふわの女性らしいヘアスタイルより、タイトにビシッとまとめたコンパクトな方がモード系ファッションには好相性です。
長さはショートからロングまで、どれでも似合います。
どうしてもファッション自体にボリュームやインパクトが出がちなので、なるべくタイトにまとめた方がコーデ全体を引き締めることができます。
ボブヘアやショートヘアの方は、できればワックスやオイルで耳掛けしてコンパクトなヘアスタイルを作るのがおすすめです。
また、コーデに合わせて黒髪でツヤやカットにこだわるのがポイント。
オン眉やぱっつん前髪、ハンサムショートなどあまり人と被らないような個性派のヘアカットがモード系ファッションを格上げしてくれます。
バッグはレザー調で高級感をプラス
なんとなくモード感が足りないときに便利なのが、レザー調のアイテム。
元々、ハイブランドが打ち出したトレンドをイメージしているモード系ファッションは、レザー調やサテン素材のアイテムが高級感を引き立て相性抜群です。
レザー調のスクエアバッグやショルダーバッグを取り入れるだけでモード感がアップします。
全体を高見えさせてくれるため、大人女性のモードコーデには欠かせません。
目元はサングラスで顔まわりをクールにまとめる
モード系ファッションに慣れてきたら、サングラスでワンランク上の着こなしにチャレンジしてみましょう。
レンズカラーが薄いサングラスやクリアなフレームのメガネなどトレンドのデザインを取り入れることで、一気にあか抜け顔に仕上がります。
写真映りもかなり映えるので、おしゃれな一枚を残したいときにもぴったりです。
ただし、フレームの大きすぎるサングラスは、セレブ感が強くなってエレガントに見えてしまうので、注意しましょう。
また、サングラスではありませんが、ワイヤーグラスというメガネのフレームのみの形をした、目元に取り付けるアクセサリーもモードコーデには似合います。
一風変わったアクセントを加えたい時におすすめです。
足元はブラック系カラーのシューズなら大体なんでもOK
モード系らしく全体の統一感を出すためには、足元のシューズにも手を抜いてはいけません。
とは言え、ブラック系カラーであれば、大体どんなシューズでもモードコーデと相性は良く見えます。
強いてあげるなら、ダッドスニーカーやハイテクスニーカーがシルエット的には好相性でしょう。
また、メンズライクなゴツめなブーツもおすすめです。
サイドゴアブーツや厚底ブーツであれば、一気にモードな着こなしになり、よりかっこいい印象を引き立ててくれます。
モード系ファッション初心者の方なら、まずはゲットしておきたい小物アイテムかもしれません。
その他、パンプスやローファーもブラック系カラーで、スタイリッシュなデザインを意識したアイテムなら合わせやすいでしょう。
おしゃれの最先端!モード系ファッションで主役級の存在感を
モード系ファッションは難易度が高いと思われがちですが、色やデザイン選びにこだわれば意外と取り入れやすいファッションスタイルです。
モノトーンやブラック系カラーをたっぷりと使うことで、かっこよく洗練されたコーデを簡単に作ることができます。
また、メイクや小物なども重要なポイントさえ押さえておけば、モード系らしい個性をより発揮できます。
ファッションがマンネリ化してきてつまらないという方や印象を大きく変えたいという方はチャレンジしてみる価値アリです。